わがままお嬢と完璧執事 第1話 プリンは飽きる!?

ある日の夕食後...

 

 

お嬢「ねぇ、執事」

 

 

執事「どうしました?お嬢様」

 

 

お嬢「プリンみたいなデザートが食いたいわ!ただしプリンはダメよ!食ってる最中にいつも飽きちゃうから!」

 

 

執事「でしたら小さいプリンを作りましょうか?二口サイズくらいのプリンを」

 

 

お嬢「却下、プリン自体は好きだけどもう一手間ほしいのよ」

 

 

厨房にて。

 

 

執事「一手間ですか...そうだ!これならお嬢様も満足して頂けるはず」

 

 

別室にて。

 

 

お嬢「まだかしら...遅いわね...」

 

 

執事「お嬢様、お待たせしました」

 

 

お嬢「遅いわよ!で、出来たのかしら?」

 

 

執事「はいお嬢様、こちらで如何でしょうか?」

f:id:warauneko777:20190528225724j:image

お嬢「これは?中々美味しそうじゃない」

 

 

執事「こちらは見ての通り、クレープの生地を使用したデザートになります、中にはプリンと飽きないようにクリームを入れております」

 

 

お嬢「どれどれ...」

 

 

お嬢「ん!!美味しい!!中のプリンがいい感じの舌触り、さらに生クリームがしつこくなく味にアクセントを加えて、食べていても飽きる気がしないわ!」

 

 

執事「お気に召していただけたなら光栄です」

 

 

お嬢「もう一個ほしいわ!大至急持って来なさい!」

 

 

執事「かしこまりました」

 

 

 

 

執事(やれやれ...今回のわがままも何とか解決できましたね)

 

 

 

 

 

 

 

お嬢「......少し食べにくいわね」