わがままお嬢と完璧執事 第1話 プリンは飽きる!?
ある日の夕食後...
お嬢「ねぇ、執事」
執事「どうしました?お嬢様」
お嬢「プリンみたいなデザートが食いたいわ!ただしプリンはダメよ!食ってる最中にいつも飽きちゃうから!」
執事「でしたら小さいプリンを作りましょうか?二口サイズくらいのプリンを」
お嬢「却下、プリン自体は好きだけどもう一手間ほしいのよ」
厨房にて。
執事「一手間ですか...そうだ!これならお嬢様も満足して頂けるはず」
別室にて。
お嬢「まだかしら...遅いわね...」
執事「お嬢様、お待たせしました」
お嬢「遅いわよ!で、出来たのかしら?」
執事「はいお嬢様、こちらで如何でしょうか?」
お嬢「これは?中々美味しそうじゃない」
執事「こちらは見ての通り、クレープの生地を使用したデザートになります、中にはプリンと飽きないようにクリームを入れております」
お嬢「どれどれ...」
お嬢「ん!!美味しい!!中のプリンがいい感じの舌触り、さらに生クリームがしつこくなく味にアクセントを加えて、食べていても飽きる気がしないわ!」
執事「お気に召していただけたなら光栄です」
お嬢「もう一個ほしいわ!大至急持って来なさい!」
執事「かしこまりました」
執事(やれやれ...今回のわがままも何とか解決できましたね)
お嬢「......少し食べにくいわね」